辞めたいけど「怖くて」言えないよ！
このようにお悩みの方へ解説します。
本記事の内容
- 「辞めたい」を怖くて言えない弊害
- 「辞めたい」を怖くて言えない理由
- 「辞めたい」を怖くて言えない人の対処法
「仕事を辞めたいです」と伝えるのは結構大変ですよね。
伝える相手もあることですし、タイミングとかどうすればいいんだろう、などと何かと気を使います。
ましてや、言いたいけど「怖い」という感情を持ってしまったら。
「辞めたいんだけど怖くて・・」と思う人は大勢います。
「怖さ」の程度や種類は人それぞれでしょうが、場合によっては足が止まってしまい前に進めなくなりそうです。
そこで今回は、なぜ辞めたいを言うのに「怖い」と感じるのか。
その原因と問題点、対策法などについて解説します。
\辞めたいけど怖くて言えないなら/
仕事を辞めたいけど怖くて言えない、と思う人は多い
辞めたいが言えない
自分に向いていない仕事だと分かっているけど…
仕事を辞めたいけど怖くて言えない、その先に待っていること
仕事を辞めたいと思っているのに、様々な「怖さ」からためらうことで、何が問題になるのでしょうか。
ここでは怖くて言えないことで起こる弊害について触れます。
体調を壊す原因になる
仕事を辞めたいという気持ちと、辞められない気持ち。
相反する感情をかかえながら、毎日を過ごすことが大きなストレスになることは、容易に想像できます。
もし会社の都合で長い残業や、きつい仕事をさせられていたら病気やケガの原因にも。
いつしか積もり積もったストレスが爆発して心の病を発症してしまうと深刻です。
こうなると直すのに時間がかかってしまい、貴重な時間を失うということになるかもしれません。
スキルアップのさまたげになる
・今の仕事よりもやりがいがある。
・いい条件の仕事が見つかった。
チャレンジしてみたい気持ちはあるのに、今の職場から抜け出せないとしたらもったいないこと。
せっかくのチャンスが目の前にぶら下がっているのに、見逃したとしたら後悔するかもしれません。
自分の成長の機会が奪われた、と感じたままで今の仕事を続けても、いい結果は期待できないでしょう。
またタイミングを逃したあとでは、この先いついい仕事に巡り合えるかは誰にもわかりません。
どちらにしても大事なことは、自分が辞めたいタイミングで辞められるということ。
それを阻害するものは排除しておかなくてはなりません。
怖さを克服できないと、
せっかくのチャンスを逃すことも！
仕事を辞めたいけど怖くて言えない原因
少人数の職場で迷惑をかけたくない
限られた人数で何とか回しているような少人数の職場では、特に一人でも欠けると周りに大打撃を与えてしまいます。
みんなが余裕のない中、自分が抜けてしまうと、さらに一人一人の負担が増すということに。
お世話になった人たちの気持ちを考えると、申し訳なくて「辞める」とは言い出しにくいですよね。
恨まれでもしたらどうしようとか考えてしまうと、まじめな性格の人ほど後々のことを考えてしまい、行動に移せないということになってしまいます。
また同じことを繰り返すんじゃないかと思う
この仕事を一生続けようとは思っていないけど、仕事が嫌になるたびに辞めていたのでは、この先またすぐに辞めてしまうんじゃないかと思うことありますよね。
転職自体は珍しいことではないですが、あまり回数が多すぎるのも見栄えがいいとは言えません。
それに、理由を聞かれていちいち説明するのもめんどくさいですしね。
今の仕事を辞めたい気持ちはあるけど、安易に転職して、いわゆる「辞め癖」がつくのも困るよなぁという気持ちわかります。
説得や引き止めを受けそう
思い切って「辞めます」と伝えたが、上司をはじめ上層部の人たちから執拗（しつよう）に説得された。
彼らいわく、
・今君に辞められては困る
・忙しい時期だから勘弁してほしい
・人手が足りないのはわかってるだろう
泣き落としから、なかば脅しに近い口調など様々なやり方で、何とか引き止めようとしてくる。
そんな絵が容易に想像できます。
その包囲網を突破できる自信があるかと言われれば、とてもじゃないが無理と言いたくなりますよね。
考えてみただけで絶望的な気になって、怖くてとても言えないということになってしまいます。
社長や上司が怖い
日常的に、社長や上司から「殴る」「蹴る」の暴力を受けている。
これが違法行為なのは当然で、論外なのは当たり前の話。
そこまではいかなくても、
・よく怒鳴りちらす
・つまらない冗談を聞かされる
・ねちねちと説教が長い
など普段から強権的で、支配的な関係をしいられていれば、上役に意見するのは難しいですよね。
社長がワンマンで、中小のオーナー企業にはありがちですが、上からの指示通りに社員は行動しないといけない。
少しでも反論しようものなら、何倍にもなって返ってきそうですし、勢いで手をあげられそうな気すらします。
そんな状況では、何を言われるか何をされるかわからないし、「辞める」だなんて怖くてとても言えない、
そういう気持ちになるのも当然です。
仕事を辞めたいけど怖くて言えない人の対処法
転職先を確保する
まずは、一人で背負いこまないで。
悩まずに転職先を探すことを優先しましょう。
ギリギリの少人数で何とか回している職場を去る。
そのことで残った人たちの負担が増すのは致し方のないところ。
お世話になった方々に迷惑をかけるんじゃないかと思い悩む気持ちわかります。
ただいつまでも申し訳ない、という気持ちを引きずったまま仕事を続けるのは、生産的ではないです。
会社がいつまでも面倒をみてくれるわけではないですし、在職中はあなたも精一杯働いたはず。
職場は生活のための資金を稼ぐ場所と割り切って次のステップを考えてみてはいかがでしょう。
先に転職先を決定する。
そうすれば否応なしに進まなければならないですね。
引継ぎなど残務処理をしっかりとやれば心置きなく辞められるというものです。
一人で悩まず、先に進路を決めてしまいましょう。
様々な情報を集める
いくつか選択肢を用意して、その中で決めるのは良いこと。
転職したいという気持ちと失敗したくない気持ち。
両方で迷いますよね。
でも二つの気持ちをはかりにかけたら、転職したいという気持ちのほうが重たいんじゃないですか？
新しい仕事が自分に合うのか、人間関係をうまく築けるのか、いろいろと不安は尽きないですよね。
でも仕事の悩みはどこにいても尽きないもの。
現状に何らかの不満があって、職を変えることでそれを解決できると思うのならやってみたらいいですよ。
同じ過ちを繰り返すのが人間。
とはいうものの、できれば同じ轍（てつ）は踏みたくないもの。
なので、行動は少し慎重に。
できるだけ情報を多く集めたほうがいいです。
・希望の仕事の口コミを調べる。
・可能なら現役の社員の方の話を聞いてみる。
転職サイトを通じてならできるはず。
・信頼できる人にアドバイスをもらう
など間口を広げて、転職のことを考えてみるといいですね。
そして最後は自問自答して、やりたいとなったら進みましょう。
迷ったら進む。でも慎重に。
納得できる理由を用意する
会社側がこれ以上話してもしょうがないなという理由を用意できれば一番です。
たとえば、
・転職先を決定した。３０日後に退職したい。
・家業の工務店を継ぐことにした。
・イギリスに留学することになった
仕事のことで悩んでるんです、など中途半端な理由付けでは、これは説得されてしまいます。
説得というより、ほんとに心配して相談に乗ってあげようと思われるかもしれません。
説得や引き止めの話を聞くストレスに説明するストレス。
どちらも大きな負荷がかかりますし、大いなる時間の無駄とも思えます。
お互い時間と労力のムダをはぶきたいと思うのなら、先に進路を決定してしまうこと。
そのうえで相談でなく報告という形で申告すればスマートにことが運びます。
退職代行サービスを利用する
面と向かって話ができないのなら、第三者の力を借りるのも一考です。
ちゃんと向き合って話をするのが社会人の基本。
そんなことはわかっているのであって…
それができれば誰も苦労はしませんよね。
怖いものは怖いんですよ。
見かけが怖い。声がデカい。言葉が乱暴。何かあると物にあたる。
そもそも立場が違うのに、対等に話をするというのは難しいこと。
何か意見でもしようものなら、ひどい言葉を言われるんじゃないかと、考えただけでゆううつになります。
もしかしたら、いつも忙しそうで、話をする時間が取れないということもあるかもしれません。
このまま社長や上司の影におびえながらこの会社で働き続けるのは耐えられない。
でも怖くて言い出せない。
なら、退職代行サービスを使うという選択肢があります。
自力で脱出が困難な人には退職代行がおすすめですよ。
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怖いものは怖い！
まとめー仕事を辞めたいけど怖くて言えない
今回は仕事を辞めたいけど怖くて言えない時の克服法について解説しました。
怖いものは怖い。
理屈ではありません。
一人で悩まず、第三者の力を借りるという方法もあります。
本記事の要約
- 仕事を辞めたいけど怖くて言えない弊害
- 仕事を辞めたいけど怖くて言えない理由
- 仕事を辞めたいけど怖くて言えない人の対処法