このまま辞めていいのか悩む!
後で後悔しないかな?
このようにお悩みの方へ解説します。
本記事の内容
- 退職を引き止められて揺らぐ理由
- 退職を引き止められる人の特徴
- 引き止められても退職した方がいい場合
退職を決意したものの、引き止められると心が揺らぎますよね。
このまま辞めてもいいのだろうか。
後になって後悔したくない。
あれこれ考えだすたび、また揺れてしまうの繰り返し。
いったい自分はどうしたらいいんだろう、と思い悩む気持ちわかります。
そこで今回は、退職を引き止められて心が揺らぐ時、どのように振る舞えばいいのかを考えます。
退職するかどうかでお悩みのあなたの参考になりますので、ぜひ最後までお読みください。
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退職を引き止められて揺らぐ理由
いったんは辞めると決めたのに、引き止められると迷うのはなぜなのでしょう。
この章では、心が揺らぐ理由について整理します。
辞めたことを後悔する可能性がある
もう辞めよう、と決めたものの、
・勢いで退職してしまって大丈夫かな
・後々悔やむことにならないかな、という気持ちになることがあります。
辞めるのは簡単ですが、あの時辞めなければ良かった、と後悔するのは誰でも嫌だからです。
- 上司と衝突して辞めてしまったけど、その後その上司もどこかへ飛ばされたらしい。
- 転職したけど、人間関係が上手くいかなくて、結局また辞めてしまった。
こんなことなら辞めるんじゃなかった。
今の会社を辞めてしまって後悔することにならないかなと、不安な気持ちになり揺らぐのも無理からぬことです。
残ったことを悔やむ可能性もある
逆に、あの時辞めずに残ったけど、思い切って転職しておけばよかったと、後悔する場合もあります。
自分を取り巻く環境が何も変わらない、それどころか悪くなっているように感じても、時すでに遅しだからです。
- 日々の仕事をこなしていても、成長している実感がわかない。
- 以前と比べても全く昇給していない
- 同時期に辞めた友人がバリバリと仕事をこなしていると聞いた
時期尚早かと思って、退職の意思は引っ込めたけど、結局何の進歩もしてない。
あの時転職しておけばよかったと、後悔してもあとの祭りでは悔やんでも悔やみきれません。
もったいないと思うから
「辞めた方がいいのでは」と、「今はもったいない」という二つの感情のはざまで揺らぐこともあります。
せっかく良い会社に入ったのに、これからという時に辞めるのはもったいない。
会社に入ってまだ日が浅い、伸びていくのはこれからなのだからもう少し頑張ってみれば、というのは真っ当な考え。
仕事の内容は聞いてて理解しているつもりでも、実際に働き始めるとイメージと違うのはよくある話です。
同じような業界でも、仕事の進め方も会社によって違ったりするもの。
転職や就職で環境が急に変わり、不慣れなことが重なると、どうしてもミスが出やすい。
そうなると、
・自分の選択は間違っていたのでは
・この仕事向いてないのでは?
と不安な気持ちにもなりやすいものです。
でも、周りの人たちからは「今辞めるのはもったいないよ」と言われたら。
余計に不安が増して、「やっぱり残ったほうがいいのかな」とも思ってしまう。
「辞めたほうがいいのでは」という思いと、「今はもったいない」という二つの気持ち。
両者が相まって心が揺らいでしまいます。
会社を説得できる自信がないから
気持ちの中では、辞める方向に傾いているのに、心が揺らぐということもあります。
上司や会社に対して、上手く説明・説得できるか自信が持てないからです。
- いざ上司の前に出ると、緊張から上手く話せない
- 引き止めを受けた時、上手くかわせるか自信がない
会社を辞めるだけなのに、なんでこんなに緊張を強いられるのかわからない。
もし、社内調整に失敗したらどうしようかと、不安な気持ちになる。
辞めたいという気持ちがあるのに、上手く伝えられる自信がなくて心が揺らぐことがあります。
退職を引き止められて揺らぐ人の特徴
退職を申し出ても、会社から引き止められる人、あっさりと了承される人それぞれいます。
この違いはどこから生まれるのでしょう。
この章では、どんな人が会社から退職を引き止められるのか、について考えます。
仕事ができる人
仕事ができる人、有能な人材であれば、辞めると言おうものなら会社から引き止めにあいます。
会社にとって、得難い・失えば大きな損失だと考える人を、みすみす手放すようなことはしないからです。
- マネジメント能力があるので、社内でいかしてほしい
- 前の会社でつちかったノウハウを伝えてほしい
- 優秀な営業マンにはこのままいてほしい
この人は会社の発展に欠かせない、どうしても留めておきたい。
出来る人だと考えるなら、賃金を割り増ししたり、待遇を良くして何とか流失を防ごうとするもの。
企業が優秀な人材を引き止めたい、と考えるのはごく当たり前の話です。
代わりがいない
代わりがいないというのは、人手が足りないという意味。
職場で人員が足りていなければ、会社は当然引き止めにかかります。
今辞められては業務に支障が出るし、残された人たちが困ってしまうからです。
世の中は全般的に人手不足、ギリギリの人数で回しているところは数多い。
交代制の勤務だが、一人抜けるとワンオペとなり回らなくなる、となれば会社にとっては死活問題。
何とかして残ってもらおうと、引き止めにかかることでしょう。
説得すれば折れると思われている
話をすれば折れる、そこまで意思は固くないと思われたら、しつこい引き止めにあう確率は高くなります。
少しの説得で考えを変えてくれるなら、会社にとっては都合がいいからです。
1人の社員を入社させて、一人前に育てるまでには長い時間と費用が必要。
途中で辞められては、大きな損失となるのは確か。
それなら、多少の残業代などを支払っても、残ってもらった方が都合がいいという計算が働きます。
性格的にも大人しいとか、周囲に気を使うタイプであれば、会社にも人がいいのを上手く利用される可能性も。
説得すれば応じてくれると会社側に思われたら、しつこい引き止めにあう確率は高くなります。
引き止めに揺らいでも退職すべきケース
会社から引き止めにあうと、心が揺らぎます。
辞めるべきか否か、どこに基準を置いたらいいでしょうか。
この章では、引き止めにあって揺らいでも、退職すべきはどんな場合かについて考えます。
やりたい仕事がある
どうしても挑戦してみたい仕事が見つかった。
叶えたい夢がある。
そんな事情なら、引き止めにあったとしても退職すべきです。
今いる職場では達成不可能なことですし、後できっと後悔するから。
必ず成功するという保証はないですし、結果的に失敗に終わる可能性もあります。
それでも、どうしてもということなら、前に進むべき。
やりたい気持ちを押さえて残ったとしても、仕事に身が入らないでしょうし、かえって周りの迷惑になることも。
ならば、やらずに後悔するよりも、新たな道に進むことを選んだ方が賢明というもの。
やりたい仕事があるのなら、引き止めされても退職すべきです。
パワハラの被害にあっている
職場でパワハラの被害にあっている。
抵抗できない状況にあるなら、一刻も早く退職すべきです。
今の状況が今後も続けば、主に精神面での深刻な影響が心配されるからです。
- 毎日遅くまで残業をさせられている。
- 上司から必要以上に長い説教を受けている。
- 職場でみんなから無視されている。
不当な扱いを受け続けて、長く耐えられるほど、人は強くありません。
職場でひどい目に合わされれば、破綻するのは時間の問題。
メンタルをやられてしまうと、回復は容易ではありません。
多くの時間とお金を必要とすることになります。
そうなる前に、引き止めの手をかいくぐって辞めることが大切です。
職場でパワハラの被害にあっているなら、一刻も早く退職を。
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強引な引き止めにあっている
人手が足りないから、会社にとって必要不可欠だから、という事情があったとします。
いくら会社が困るからといっても、それで辞めたいという人を無理に引き止めるのは違法です。
民法には、いつでも解約の申し入れができる。
申し入れてから2週間で雇用関係は終了する旨の規定があるからです。
当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
民法627条 第一項
- 退職の申し入れをしたのに、ずっと保留されたまま
- うちは3ヵ月前までに言うのが決まりだから
- 今忙しい時期だから勘弁してよ
悪質な企業は、何かと理由をつけて引き止めにかかるかもしれません。
でも、それは会社の都合であってあなたには何の関係もないこと。
違法な手口を使ってまで、引き止めを図るような会社からは一刻も早く脱出を。
自力で突破できないなら退職代行サービスの利用を
会社を辞めさせてもらえない事情があるのなら、退職代行サービスを利用してください。
会社を辞めるに辞められない人がいます。
- 退職の申し出を無視されている
- 職場の上司からひどいパワハラを受けている
- 社長が怖くて辞めると言い出せない
退職代行サービスは、そんな人たちの最後のよりどころ。
ひと思いに脱出することが可能です。
退職代行サービスは、様々な事情で退職が叶わないでいる人達の頼みの綱。
あなたが望めば、すぐにでも会社から脱出することが可能です。
辞めるに辞められない状況にあるなら、退職代行サービスを使って早く楽になってください。
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まとめ 退職の引き止めに心が揺らぐ
今回は、退職を引き止められて心が揺らぐ、ということについて解説しました。
心が揺らぐのは真っ当な証拠。
どうしてもやりたい仕事がある、会社で不当な扱いを受けている。
そんな事情があるなら、引き止められても辞めるべき。
それ以外なら、いったん立ち止まって、考えてみたらいいですよ。
本記事の内容
- 退職を引き止められて揺らぐ理由
- 退職を引き止められる人の特徴
- 引き止められても退職した方がいい場合