仕事が終わらなくて泣きそうだ
このようにお悩みの方に解説します。
仕事がなかなか終わらなくて、泣きたくなるほどつらいってことありますよね。
やってもやっても全然減らず、後からどんどん湧いてきて、途方に暮れる。
私も20代・30代の若かった頃は遅くまで残業続き。
疲れた体を引きずりながら、毎晩終電で帰っていたのを思い出します。
こんな日がいつまで続くのかと、絶望的な気持ちになるのわかります。
仕事があるだけでも幸せ、若いうちの苦労は買ってでもしろ、という人も。
でもそれも程度問題。
涙を流してまでやる価値のある仕事って何?
もし体を壊してしまったらどうしたらいいのか。
などいろいろと考えてしまいます。
そこで今回は、「仕事が終わらなくて泣きそうほど辛い時の解決法」というテーマで解説します。
今回の記事を読むことで、
・仕事が終わらないことの原因
・このまま放置することの弊害
・今のつらい状況を変える方法
が分かります。
仕事が終わらなくて、泣きそうなほどにお困りのあなたのお役に立てるので、ぜひ最後までお読みください。
本記事の内容
- 仕事が終わらなくて泣きそう、の末路
- 仕事が終わらなくて泣きそう、の原因
- 仕事が終わらなくて泣きそう、を打破する方法
「仕事が終わらなくて泣きそう」な人は多い
仕事が終わらないのは辛いです。
定時はとっくに過ぎているのに、会社に残って残業。
一日中働いて、頭と体は疲労のピークの状態でもまだ帰れない。
これでは泣きたくなるのも当然です。
仕事量が多い理由
1位 | 人手不足だから | 224人 |
2位 | 断れない性格だから | 68人 |
3位 | 他にできる人がいないから | 44人 |
4位 | 他人のフォローをしてるから | 35人 |
5位 | 仕事の進め方が遅いから | 30人 |
6位 | 非効率な職場だから | 29人 |
7位 | 他の人に頼れない性格だから | 28人 |
上記は、株式会社ビズヒッツによる「仕事量に関する意識調査」によるもの。
仕事の量が多い理由について聞いています。
1位は断トツで「人手不足だから」という回答。
昨今の人手不足の影響が見て取れる結果となっています。
2位には「断れない性格だから」という、働く側の理由によるもの。
主に会社側の都合によるもの、働き手側の都合によるものと理由はそれぞれ。
いずれにしても、仕事の量が多くてつらいと感じる人は多いです。
仕事量の多さは心身に悪影響があるか
続いては、同じくビズヒッツによる調査。
仕事量の多さが心と体に影響を与えると思いますか?との質問に対する回答です。
結果は、「とてもある」「まあある」との回答が全体の86.0%。
毎日泣きそうなくらいに大量の仕事をこなすことが、心と体に悪影響を及ぼすと考える人がとても多いことがわかります。
涙を流すまで働き詰めるのは確かに異常な事態。
多くの人がこのままではやばい、と感じていることの証と言えます。
「仕事が終わらなくて泣きそう」の末路とは
遅くまで頑張ってるのに終わらなくて、泣きたいくらいにつらい。
そんな生活を続けることで、どんな未来が待っているでしょうか。
この章では、「仕事が終わらなくて泣きそう」の行きつく先について考えます。
体調を壊す
まず容易に想像できるのは、心と体に変調をきたすこと。
どれだけ頑張っても終わりが見えない、これは本当につらいです。
肉体と精神は表裏一体、体が疲れれば脳も並行して疲弊するもの。
疲労が蓄積するのを放置すれば、やがて心身が崩壊する可能性があります。
- よく眠れない
- 疲れが取れない
- いつも気分が晴れない
うつ病は、一言で説明するのはたいへん難しい病気ですが、脳のエネルギーが欠乏した状態です。
厚生労働省
それによって憂うつな気分やさまざまな意欲(食欲、睡眠欲、性欲など)の低下といった心理的症状が続くだけでなく、さまざまな身体的な自覚症状を伴うことも珍しくありません。
つまり、エネルギーの欠乏により、脳というシステム全体のトラブルが生じてしまっている状態と考えることができます。
脳内のエネルギーが不足することのデメリットは計り知れません。
体調を壊すことで、回復できずに退職ということだってあり得る話です。
成功体験が身につかない
仕事が終わらなくて泣きそうな状態が続くことの悪影響として、成功体験を得られないことが挙げられます。
人は小さくても成功体験を積み重ねていくことで自信を得て成長していくもの。
でも達成感を感じられず、疲れだけが残った状態では自信や満足を得ることはできません。
- 遅くまで残って作成した資料が評価されなかった
- 仕事が減らないのは向いてないからでは?
小さな成功体験を感じられないことで怖いのは、自信ばかりか次への意欲を失くしてしまうこと。
ここがダメなら次を探せばいいやという柔軟さが失われると、その場に埋没しかねません。
仕事が終わらなくて泣きそうな状態が続くことで、成功体験を得られないのは非常にマイナスです。
プライベートが減らされる
泣きそうなほどに仕事が終わらない、それはプライベートの時間を失うことと同義。
遅くまで会社に残って仕事をしているんですから当たり前ですね。
- 休みはぐったりして一日中寝ている
- 楽しみにしてたドラマが見られない
- 友人と飲みに行く時間がない
自由時間を削るのと引き換えに、会社のために身をささげる。
息抜きをする時間が取れないということになります。
これでは何のために生きているのかという疑問を抱いても不思議ではありません。
もし婚活や恋人とのデートの時間を失って婚期が遅れることにでもなったら。
今後のライフプランにまで影響が及ぶ、と言っても過言ではありません。
泣きそうなほどに仕事が終わらない、それはプライベートの時間を失うことを意味します。
「仕事が終わらなくて泣きそう」の原因
ここまで、仕事が終わらなくて泣いている人はとても多いこと、そしてこのままの状態を続けた場合の弊害について解説してきました。
なぜ仕事は終わらないのでしょうか。
この章では、泣きたいくらいに仕事が終わらない原因について解説します。
人手不足だから
仕事が終わらなくて泣きそうの根本は人手不足にあります。
冒頭の、「仕事量が多い原因」の調査結果でも第一位に記録。
同じ程度に仕事をこなしてくれる人がいれば、あなたの負担は減りますし、当然早く帰ることができるからです。
全般的に人手不足が叫ばれている世の中。
会社が人を補充してくれたらと思うことはとても多いですよね。
募集をかけたりと、それなりに動いてくれたりはしているのかもしれませんが、なかなか集まらないのも現実。
1人にかかる負担が一向に減らないという悪循環は続きます。
「仕事が終わらなくて泣きそう」の背景には人手不足があります。
仕事の範囲が明確ではないから
仕事が終わらなくて泣きそうの原因として、行うべき業務内容があいまいであることがあげられます。
あなたがやるべき仕事はここからここまでです、という線引きがされていないので終わりが見えないからです。
欧米の企業に多いのは初めに仕事があって、それに人をつける形。
それに対して、日本はまず人を採用してそれから仕事を割り振っていくことが多い。
日本型のデメリット
- 担当業務が明確にされていないので、仕事が終わっても他に残っている人がいると帰りにくい
- 職場内でうまくコミュニケーションが取れないと、仕事がかぶってしまう
- 一つの仕事が終わっても、次の仕事は?という具合に終わりのないループに陥る
終わりがないのですから、泣きたくなるのも当然の話。
仕事が一向に終わらない理由には、範囲が明確でないことが背景にあります。
自分でやらないと気が済まないから
仕事がいつまでも終わらない、泣きそうなほどつらいの背景には何でも自力でこなさないと気が済まない性格が関係することもあります。
何でも自分でやらないと気が済まない几帳面な性格の人っています。
仕事が終わらないことに罪悪感すら感じ、サービス残業すらいとわないようなタイプ。
これは裏を返せば、人に仕事を振れない、一人で抱え込んでしまうという言い方もできます。
大量の業務を単独でやろうとしても、そもそも無理な話なのに、仕事が終わらないのを自分のせいにしたりすることも。
一人で抱えこむ性分の人、これは結構危険でもあります。
- 生真面目
- 頼みを断れない
- 責任感が強い
こんな性格の人は心の病を発症してしまう可能性が高いと言われています。
病気に発展させないためにも、対策を講じなければなりません。
仕事がいつまでも終わらなくて、泣きそうなほどつらい背景には何でも自力でこなさないと気が済まない性格が関係している可能性があります。
いじめやパワハラを受けているから
仕事が終わらなくて泣きそうなほどつらい、その背景には職場でいじめやパワハラの標的とされている可能性があります。
あなたをいじめることで、皆が憂さを晴らしているのです。
いじめやパワハラがはびこる、鬱屈した風通しの悪い職場。
そこでは、ストレスや不満解消のために適当な標的を探します。
狙われやすいのは、ちょっと気弱であったり、生真面目なタイプ。
ターゲットを定めると、寄ってたかって陰湿ないじめに走りストレスを解消しようとするのです。
また、「仕事が終わるまで帰るな」との露骨なパワハラを行う悪質な会社だって存在します。
いじめに遭う方に100%罪はないんですが、集団心理の恐ろしさでなかなか止められない。
被害を食い止め絶望から逃れるためには、その場から抜け出すのが手っ取り早い解決法。
仕事が終わらなくて泣きそうなほどつらい、その背景には職場でいじめやパワハラの標的とされている可能性があります。
「仕事が終わらなくて泣きそう」を打破する方法
仕事が終わらなくて泣きそうな思いをしている人は多いです。
原因は会社側、個人とそれぞれ。
では現状を打破するにはどうすればいいでしょうか。
この章では、つらい状況を克服する方法について考えます。
1.転職する
手っ取り早いのは環境を変える方法。
仕事が終わらない原因が主に会社側にあるのなら、個人の努力では限界があるからです。
- 仕事をこなすのに充分な人手が確保されていない
- 業務の範囲が明確でないので仕事が次から次へと舞い込む
- 残業するのが当たり前の風潮がある
働く側のことを考えてより良い環境を整えないと、人は集めることはできないもの。
従業員のことを捨て駒くらいにしか考えない会社なら、優秀な人材は離れていきます。
より良い環境を求めて、移動するのは当然のこと。
体が悲鳴をあげているのなら、その場から離れた方がいいとの合図と受け取るべきです。
転職サイトに登録して自分にあった会社を探すことで、今のつらい状況から抜け出すことを模索しましょう。
仕事が終わらなくて泣きそうなくらいにつらい状況なら、転職を検討するのが手っ取り早い方法です。
2.部署移動を申し出る
今すぐ会社を辞めることには抵抗があるということなら、移動願いを出すのもいい方法です。
理由その1
仕事が終わらない原因が主に個人の性格による場合、転職しても同じような状況に陥る可能性が高いから。
- 頼みを断れない
- 責任感が強い
- 何でも自分でやらないと気がすまない
持って生まれた性格はなかなか変えられません。
人が残業してるのに自分だけ帰れないとか人に仕事を振れないなどの優しい気質。
そんな性質なら、場所が変わるだけで同じことの繰り返しになる可能性があります。
せっかく転職しても、意味がなくなるのはもったいないこと。
理由その2
同じ会社でも部署によって環境が異なるから。
会社というのは不思議なところで、隣の部署なのにやってることが全然違うということはよくある話。
部門が変わることで、水を得た魚のように生き生きとしだすのは珍しいことではありません。
所属長に現状を説明し、会社内で部門の移動願いをするのはいい考え。
会社を辞めることには抵抗があるということなら、移動願いを検討してみましょう。
3.休職する
残業続きの毎日に疲れ果てた、朝が来るのが怖い。
そんな切羽詰まった状況にあるなら、いったん立ち止まって休むという選択肢もありです。
病気や負傷で働けなくなったときに、健康保険の傷病手当金制度があります。
また、認定はなかなか困難ですが、労災保険の休業補償給付という制度も。
どちらも休業することが前提なので、いきなり退職するともらえないこととなり、もったいない。
なのでいったん休んで、給付を受けながら次の道を探るということを検討するのも賢い方法です。
病院に行って休職が必要との診断書を書いてもらい会社を休む。
それから健康保険の傷病手当金を請求するという手順。
休みながら次の道をじっくりと考える、これなら安心して静養できるので検討の余地ありです。
4.退職代行サービスを利用する
もしあなたが会社を辞めたいのに何らかの事情で辞められない、そんな状況にあるなら退職代行サービスを利用することができます。
仕事が終わらなくて泣きそう、そんなつらい状況が心や体にいいわけがありません。
劣悪な環境からは、早めに抜け出すことが肝心です。
辞めたいのに辞められないとしたら、より深刻な事態に進んでしまう恐れがあるからです。
- いじめやパワハラの被害に遭っている
- 毎日残業させられてぐったりしている
- 退職の申し出に会社が応じてくれない
会社を辞めるに辞められなくて、苦しんでいる人たちがいます。
退職代行サービスはウソの人達の頼みの綱。
昨日までの苦しみが噓のように一気に消えて無くなります。
あなたは何もする必要はありません。
ただ待っているだけでいいのです。
内容を確認していただいて、お役に立てるようならぜひ活用してください。
会社を辞めたいのに何らかの事情で辞められない、そんな状況にあるなら退職代行サービスのご利用を。
まとめ
今回は「仕事が終わらなくて泣きそうな時の解決法」というテーマで解説しました。
終わりが見えないという状況はつらいです。
先の見えないトンネルの中にいるのと同じで、今どこにいてどこに向かっているのか。
わからない状態では不安や恐怖といった負の感情しか持てません。
これでは将来に向けた希望を見出すのは難しい話。
心の病にかかってしまう前に、早めに手を打つことで解決は可能です。
勇気を持って一歩を踏み出しましょう。
本記事の内容
- 仕事が終わらなくて泣きそう、の末路
- 仕事が終わらなくて泣きそう、の原因
- 仕事が終わらなくて泣きそう、を打破する方法